作品
CV
1985 出生 三重県出身
2009 名古屋芸術大学造形科彫塑コース 卒業
2010~2014 イタリア、カッラーラにある大理石彫刻の専門学校へ留学
2015 グループ展"IAT2015" (神奈川) 個展 (愛知)
2016 On music project コンサート展示 (愛知)
2017,2022 亀山 art トリエンナーレ (三重)
2018,19 鍛金作家と二人展 (三重、愛知)
2020 グループ展 神宮奉納展 明治神宮 (東京)
2023 個展 アートスペース Misono (三重)
ステートメント・PR
高校生の時から大理石に触れる機会があり、その美しい素材からカタチを彫りだすことが魅力で制作を続けています。作品のテーマは自然や日常をモチーフに自身の思想を織り交ぜてカタチにしていきます。
重く物質的で現代にそぐわない表現方法かもしれませんが、触れることのできる確かなもの、時を超えて残っていくものはいつの時代もどこかで求められると感じます。大理石の特徴を活かした柔らかい表現、造形的なおもしろさ美しさを模索しながら制作しています。
高見澤清隆・山川佳乃 審査員コメント
彫刻にとって難しい時代かもしれません。技法や手法が次々と生まれ美術の概念も拡張を続ける中、大理石彫刻にこだわる制作態度は賞賛されます。新しさにこだわらずじっくり石と向き合いそこ埋もれた形を彫り起こしていってほしい。
実行委員コメント
大理石彫刻!すごいですね。美術館のミケランジェロぐらいしかイメージがなく、どのように製作されるのかとても興味があります。1枚面の長い髪が印象的な女性像はクラシックで美しいですが、バケツ(?)をかぶっていたり、犬がいたり、グラフィック風やキャラクターのようなデザインもあり、大理石彫刻の自由度を感じました。この素材を選ばれた理由も知りたいと思いました。