作品
CV
【展示】
2023年 個展 [ミックステープ] Gallery TK2
2023年 個展 [Kohei Arano Solo Exhibition] Gallery Andlinks81
2023年 個展 [Re+exhibition] Gallery TK2
2023年 グループ展 [SICF24] 表参道スパイラル
2023年 グループ展 [GEISAI#22] 東京ビッグサイト
2023年 アートフェア [ART NAGOYA] 名古屋観光ホテル
2023年 グループ展 [liminal] Gallery TK2
2023年 グループ展 [MITATE] KATSUMI YAMATO GALLERY
2023年 グループ展 [Now You Know! Vol.2] Whimsy Works Gallery @台湾
2023年 グループ展 [EPIC PAINTERS Vol.11] the blank gallery
2022年 個展 [Kohei Arano Solo Exhibition] Gallery Andlinks81
2021年 アートフェア [3331 ART FAIR] アーツ千代田3331
2021年 個展 [SILENT FILM] Gallery b.tokyo
2020年 個展 [暦-skit-] Art Space kimura ASK?P
他、グループ展多数参加
【受賞】
2023年 第3回 Artist New Gate ファイナリスト
2022年 第1回 Idemitsu Art Award(旧シェル美術賞)入選
2022年 Independent Tokyo 2022 審査員特別賞
2021年 3331 ART FAIR コレクター・プライズ 授与
2021年 第56回 神奈川県美術展 入選
2021年 第17回 世界絵画大賞展ミューズ賞(協賛社賞)受賞
2021年 第39回 上野の森美術館大賞展 入選
2020年 第16回 世界絵画大賞展サムトレーディング賞(協賛社賞)受賞
ステートメント・PR
東京生まれ。
東京を拠点に活動し、展覧会などを中心に参加している。
ストリートカルチャーや映画の影響を受け、仮名の人物や情景、日々の生活に根差した等身大のイメージをモチーフに制作。余白やタギング(文字)の画面構成等、様々な絵画的要素を取り入れている。
VHSがDVDに変わる頃、ワゴンセールで買い漁ったレンタル落ちのVHSの中にあったガス・ヴァン・サントやテリー・ギリアム、ジム・ジャームッシュなどの90‘s映画の影響を受けた新埜の絵画空間は、映画やアニメのコンテのようにストーリー性があり、それは漫画の3コマ目のようなもので、その先や前にもシーンがあるかのように映し出されている。普遍的な日常を映画のワンシーンのように描き、画面の中にある枠は誰しも自然に行なっている記憶を切り取ると言う行為を漫画や絵コンテなどでみられるコマ割のように落とし込んでいる。
基本画材として日本画材の膠や和紙、胡粉などの顔料を使っている。膠や和紙、胡粉や顔料などは古典的な日本画の技法で古くから日本に伝わる伝統的な絵画表現であり、滲みやたらし込み技法などそれらの素材の特異性を使いながら映画やストリートカルチャーという影響を取り入れたモチーフをミックスさせ、日本画技法×ストリートの作品を作っている。
また支持体に厚みを持たせ立体作品としての性質を加えることで、ブラウン管テレビのようなイメージを伝達するBOXのようにしている。
東京の下町に育った新埜は街に多く見られたウォールアートやスケートボード、HIPHOPなどのストリートカルチャーに興味を持ち、単独で行ったL.Aでのストリートカルチャーの影響も受け、それらを街の色として認識してきた。街の壁に残された文字やアスファルトを滑る音、HIPHOPのサンプリングはその街の歴史や空気を伝える一つのサインであると考えている。
街や人という社会を構成するものに着目し、それらの視点をサンプリング(再構成)すると既存の製品や情景は明るい陽光が感じられるような、POPな色彩を放っている。そんな日々の生活に根差した等身大のモチーフで新たなイメージを作り出す作品を多く手がけている。
笹貫淳子 審査員コメント
賞の決め手は大きく2点。一つ目は、視点の面白さ。画材や技法に日本画を取り入れ、「ストリート」を描く新感覚の日本画であるということ。二つ目はコミュニケーション能力。会期中は積極的にコミュニケーションを取る姿に作家としての矜持を感じた。作家と作品は切り離せない、私が作品に惹かれる重要なポイントを満たしておられました。いずれ個展や企画展でご一緒したいですが、まずは作品を購入させて頂きました。
川口智士 審査員コメント
どれも独特のタッチで個性がある。昔のサブカルっぽいんだけど、いま再解釈していているかんじ。
徳光健治 審査員コメント
日本画の画材を使ったストリートアートという新しい取り組みが素晴らしいです。
実行委員コメント
「ストリートカルチャー x 日本画」の掛け合わせが面白いのはもちろん、センス抜群ですね!銀箔にタギング、絵巻物の様にコマ送りされた人物の動きの描写、こんなに日本画材がストリート系の作風に合うなんて驚きと新しい発見でした。所々に日本画材特有の美しいにじみや鉱物特有の美しい発色を感じられて「伝統」も垣間見れる作品でした。メタセコイアでは購入者続出!先を越されてご購入できなかったお客様までいました。これからの飛躍が楽しみな作家さんです。メタセコイアにご参加くださりありがとうございます!