arkibito

  • 絵画

作品

CV

<経歴>
1979年 兵庫県尼崎市生まれ。大阪市在住
2002年 関西大学 社会学部 卒業
2004年 大阪市立大学 大学院 文学研究科 地理学専修 卒業
~2023年 某出版社にて編集者として勤務

<クリエイターとしての主な経歴>
2002年~2005年: からほりまちアート参加(写真・ドローイング)
2015年ごろに、人気BS番組『吉田類の酒場放浪記』の似顔絵企画に参加したのがきっかけで似顔絵を描き始める(自分が絵が描けることを初めて知る)
2018年: 人気3ピースバンドclammbonのアルバム『モメントe.p.3』のCDジャケット&グッズに似顔絵イラストが採用される
2019年: 個展『ぼくのおじさん展』 at レトロ印刷JAM(大阪市北区)
2020年ごろから、コロナ禍を機に鳥瞰図を描き始める
2022年: 京都ゆとなみ社・サウナの梅湯 ドローイングが絵はがきに採用される
2022年: 『見つけてキタ!!大阪市北区魅力絵画コンテスト2022』1次選考通過
2023年: 『水都大阪meets ART』総合ディレクター&クリエイターとしてドローイング・動画制作・音楽制作を担当

これまでは会社員をしながら、遊びの範囲で絵を描いたり我流でモノづくりをしたりしていましたが、
コロナ禍で生き方や社会の在り方を見つめ直したことで、本格的に創作の道を進もうと思い立ったオールドルーキーです。
自分は美術やデザインの学校出身でもなければ、そういった専門的な技術や教育を学んできたわけではない”普通”の人間です。
しかし本来アートとは特別な技能を身に着けた特定の人だけが担うことのできる特権的な分野ではなく、
誰しもに開かれた営みの一つであるべきと考えています。
誰しもが創作を通じて、人の心を動かしたり、驚かせたり、人と異なる自分だけの視点を提示したり、
社会通念に疑問を投げかけたりできるのではという、大いなる実験でもあります。
とはいえ、鳥瞰図絵師としてもクリエイターとしてもまだほんの駆け出しの新米です。
できるだけたくさんの方に作品を見てもらい、知ってもらえる機会を作っていければと思っています。

ステートメント・PR

●鳥瞰図bird's-eye viewを描いています。鳥瞰図とは文字通り鳥の目線で描かれた立体感のある絵図です。鳥瞰図にも色々ありますが、arkibitoの鳥瞰図はしがないカモメから見た高さの絵です。全国津々浦々を旅し、自らの足で歩き、登り、パノラマの絶景に出くわした瞬間の「わあすごい!」をそのままペンと紙で描き留めたいと思いながら描いています。
●人は良くも悪くも土地に縛られて生きています(Genius Loci=地霊)。その情念が、風景や土地、街並みに必ず宿っています。建物一つ一つ、あるいは街区まるごとが人の意図によって設計されたもの、人工物であっても、総体として立ち現れてくる風景全体の表情というものは、決して意図されないもの=自然の表情であり、地霊そのものだと考えています。作品を遠くから近くから眺めることで、それぞれの風景がもつストーリーに思いを馳せてみて下さい。
●arkibitoの鳥瞰図はあえてモノクロ、ゆらぎのある手描きです。それはあくまで作品が絵として留まり続けることに意味があるからです。精密に描くという事も当然大事なのですが、リアルを精密に模写するという事だけなら、AIがいともたやすく自動でやってくれる時代にあって、まるで写真のようにリアルに描けたとしてもそれ自体はあまり重要ではありません。むしろどれだけ絵に情念を込められるか、観る者の想像力を掻き立てるか、あるいはその余地を残すかの方が大事だと考えています。なので、あえてモノクロ手描き絵にすることで、風景・街の骨格やエッセンスだけを抽出するということに徹しています。
●鳥瞰図は絵であると同時に地図でもあります。スマホや町の案内板など地図は生活に欠かせないインフラツールメディアです。これだけ多種多様で、用途に応じ様々にデザインや意匠を凝らした地図があるのは、世界的に見ても日本ならではの独自カルチャーであり、一種の機能美でもあります。そして地図は便利ツールを越えた、アート(愛でるもの/新たな視点を示唆するもの)としての可能性もあると考えています。
●今回は次の3作品を掲載しています。ディスプレイ上では小さくて分かりづらいですが、作品それぞれA3サイズを横に2~3枚並べた大きさがあります。
ゆくゆくは47都道府県を制覇しようと考えています。

『市章山・錨山から見た港町神戸(兵庫県)』
『うらりマルシェ上空から見た三崎港(神奈川県)』
『コスモタワーから見た大阪ベイエリア(大阪府)』

実行委員コメント

細密な鳥瞰図、すごい密度ですね。錨山からの神戸、コスモタワーからの大阪港など、それぞれに取材された描かれているというのが伝わってきて説得力があります。それぞれ描き切るのには相当の時間と集中力が必要だと思いますが、もっとたくさんの鳥瞰図を作ってほしいです。



細密な鳥瞰図、すごい密度ですね。錨山からの神戸、コスモタワーからの大阪港など、それぞれに取材された描かれているというのが伝わってきて説得力があります。それぞれ描き切るのには相当の時間と集中力が必要だと思いますが、もっとたくさんの鳥瞰図を作ってほしいです。
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スクリーン リーダーのサポートを有効にするには、⌘+option+Z を押します。キーボード ショートカットの詳細については、⌘スラッシュ を押します。谷口純弘 さんがドキュメントの編集を終了しました。

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