chikako adachi

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ウェブサイト

https://www.chikakoadachi.com/

作品

CV

1988年生まれ。滋賀県出身、大阪府在住。
美術とはほぼほぼ縁のない生活をしていたが、2019年に当時勤めていた職場を休職したことを機に、
日常におけるアウトプットの手段を模索し始め、​翌年より抽象画制作を始める。
2022年秋より作家活動を開始。

<出展歴>
2022年
 9月 公募展「FLAG2022」(アトリエ三月/大阪)
 12月 公募展「TATSUYA ART COMPETITION 2022」(GALLERY龍屋/愛知)
 12月 グループ展「THE END YEAR EXHIBITION 2022」(アトリエ三月/大阪)

2023年
 1月​ 公募展「Osaka Indecompe 2023」(大阪府立江之子島文化芸術創造センターenoco/大阪)
    ⇒ターナー色彩賞受賞 
 4月 公募展「ZEROTEN2023大阪」(大丸梅田店/大阪)
 4月 公募展「ACTアート大賞展2023」(アートコンプレックスセンター/東京)
 4月 公募展「Swimmy2023」(アトリエ三月/大阪)
​​    ⇒来場者投票1位獲得
 5月 公募展「第28回アートムーブコンクール」(大阪府立江之子島文化芸術創造センターenoco/大阪)
    ⇒入選
 5月 グループ展「小々exhibition」(pad GALLERY/大阪)
 6月​ 公募展「抽象展」(BE=Lab&Gallery/大阪)​
​ 7月 公募展「ZEROTEN2023愛知」(GALLERY龍屋/愛知)
 7月 グループ展「Swing!」(大丸梅田店/大阪)
 7月 公募展「Small Paintings」(GALLERY IRO/東京)
 7月 個展​「色は匂へど 散りぬるを」(cafe fouet°/大阪)

ステートメント・PR

<制作のコンセプト>
本来画材としては使わないものを材料に取り入れる事で、日頃無意識に捉われがちな既成概念を取り払う儀式のような感覚で作品を作っています。
主に用いているマニキュアは、私にとっては絵具よりも身近な着色剤であり、自分の心や身体の動きを自然に反映しやすいのと、
「化粧品を使う=美しく在ろうとする」事は、決して誰かを喜ばせる為や他人と競い合う為ではなく、自身が心地良く生きる為の表現手段だという主張も込めて用いています。

実行委員コメント

メタセコイア23展示へのご参加、ありがとうございました。廃棄処分にあるマニキュアを何本も使って制作される抽象絵画は、そのメタリックな輝きと色の混ざり合いが独特で、サイズに関わらず見る人に没入感を与えるアートでした。展示の前日にできたという大作は、塗りたてのマニキュアの香りが展示会場全体に漂い、図らずとも女性感というものも絵から伝わってくるというのも他にはない特色だったと思います。すでに各地で話題を集めるadachiさんのアート、SDGs的なコンテクストも時代とマッチしており、次なる展開が楽しみです。

鍛冶周作 審査員コメント

配色・色の混じり方、飛び散り方、背景色や間の開け方、どれも絶妙でパッと見て心を持っていかれました。

久岡崇裕 審査員コメント

60本のマニキュアを使って展示の2.3日前に描きあげたばかりという絵は、まだ生きものみたいに生っぽくて動いているように見えました。chikako adachiさんの話を聞いていると、自分という存在や、マニキュアという消耗品の“儚さ”を見つめながら絵を描かれていて、それが他にはない“強さ”につながっているのを感じます。まだ活動を始めて1年という所にも驚きを感じ、その場で絵を購入させてもらいました。

高見澤清隆 山川佳乃 審査員コメント

抽象画の可能性を広げる力強さ。完成度が高い。
液晶画面で見るのとは大きく印象が異なり、インパクト(存在感)とオリジナリティのある優れた美術作品だと思った。作家活動を始めてまだまもないとのこと。マジですか?と思った。

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