絵描き忍者 千-sen-

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作品

CV


小学生から水戸黄門にハマりグラフィックデザイナー、手描き友禅職人を経て忍者になった人。
地方足袋で各地を旅する。戦闘力ゼロの手裏剣を持ち歩いている。
無知でツテもないが3年後にはどこかのギャラリーに属すのが今の目標。自然に近く生きる仲間を探している。


【略歴】

2017年3月 東京都立片倉高等学校日本画専攻卒
2021年3月 東京造形大学造形学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻領域卒
2021年4月 株式会社セザックスクリエイティヴ入社 グラフィックデザインチーム配属
2022年6月 株式会社セザックスクリエイティヴ退職
2023年1月 京都手描き友禅彩色職人
2023年4月 京都手描き友禅彩色職人退職


【展示】
2023年
・4月 福井 パレア若狭 「みんなのギャラリー展」
・7月 名古屋#1010Gallery 「ジャンルレスグループ展」
・8月 東京 Gallery2511 「ミニアート展」
・9月 京都 ちいさいおうちGallery「ねこのススメ展」
・9月 にっぽん招き猫100人展
・9月 初個展決定
・10月 大阪2週間程度予定

【活動歴】
・音楽アーティスト:Riso
2023年5月リリース「BREAK UP」楽曲ジャケットイラスト担当
・滋賀県 雨音カフェ&ギャラリー様にて常設展示販売中

【賞歴】
・第28回全国「かまぼこ板の絵」 入選
・日本招き猫大賞 入選

ステートメント・PR

自分は江戸時代の再生可能社会に憧れ、廃材に絵を描く忍者。
今風に言えばSDGsだが江戸への尊敬である。ピカソ展で実際に見たキュビズムを素直に美しいと思った。西洋の美
術は神の完璧さに近づこうとしてきた中で、ピカソのキュビズムは現実の一点から見た形からは崩れているが形とし
て究極に美しく再構成されている。対して日本の美術は自然の形を洗練した線や形でデザイン的に美しく写し取る美
だ。日本の美術とキュビズムの融合は、和洋折衷な美の構築でありそこに可能性を求めていきたい。
今後キュビズム的に形を構成できることを目指し今回は正統派の形を描き組み合わせている。
そして千さんの衣食住も自然を目指したい。生活も自然も芸術も線引きがなされていない、江戸の世界。自分は生活
する上でできるだけプラスチックは好まず電子レンジ・洗濯機・掃除機などを使用しない。この生活もまたもっと極
め甲斐があると思っている。和の文化を好きというと年配の方からも、若いのに、と言われることが多いが、自分は
この文化を最高にかっこいいと思っているし狂おしく好きだ。そして命がコンクリートで固められている都会文化が
肌に合わない。

自分は自分のアートによって、日本人がもっと日本文化を美しくかっこ良いと思ってもらえたら、海外的表現も入れ
ることで海外のアートにも受け入れられたら、と夢見ている。文化の地産地消を目指す。
海外の方の中には侍がまだ街を歩いていると考える方も居て、禅や侍の精神は海外の方の方が興味を持っているようだ。
最近ずっと画風を迷って手を止めており
この手法とコンセプトに行き着いたのも3日前で、まだ作品数も無いし作品自体も洗練されていないと自覚している。
しかし自分が模索した結果の納得行く手法はいまこれしか考えられないし今後極めていく所存だ。今後開催されるmuni art
やメタセコイヤの公募などのあらゆる場面で戦いたい自分の最初の作品である。

実行委員コメント

「自分は江戸時代の再生可能社会に憧れ、廃材に絵を描く忍者」という謎な自己紹介が面白い。戦闘力ゼロの手裏剣を持ち歩いて、インスタにも忍者風の出立ちで手裏剣写真をアップするところなど、かなりのアーティスト気質。そのキャラが先行して、まだ作品がキャラクターに追いついてない感じが正直します。思いついたのが3日前だからしゃあないか。今後の活動も気にして見ていたい一人です。

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