冨士 和則

  • 絵画

作品

CV

1987 大阪府生まれ、大阪府在住
2012 大阪芸術大学 芸術学部 美術学科 油画コース 卒業

【主な個展】
2019 冨士 和則 展「Void」(東京 / GALLERY b.TOKYO)
2018 冨士 和則 展「循環する世界」(東京 / GALLERY b.TOKYO)
2017 冨士 和則 展「Cycle」(東京 / GALLERY b.TOKYO)

【主な展示・グループ展】
2023 Dutch Auction “ART NOW vol.2” (東京 / 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM)
2022 同時代ギャラリーコレクション展 (京都 / 同時代ギャラリー コラージュプリュス)
2022 ARTIST NEW GATE 2nd ファイナリスト展 (大阪 / あべのハルカス近鉄本店 タワー館11階 美術画廊)
2021 ART LIVE KOBE 2021 (兵庫 / ANAクラウンプラザホテル神戸 25階)
2021 同時代展-創造力との出逢い-(京都 / 同時代ギャラリー)
2020 Independent Tokyo 2020(東京 / 東京ポートシティ竹芝 2F)

【受賞・入選】
2019 第14回タグボートアワード 入選(16')(11')
2017 ワンダーシード2017 入選(13')
2012 アートストリーム 2012  奨励賞
2011 第29回上野の森美術館大賞展 入選

【アートフェア】
2021 BAMA 2021(韓国 / BEXCO 2&3 Hall)
2020 BAMA 2020(韓国 / BEXCO 1&2 Hall)
2019 RED DOT MIAMI 2019(アメリカ / Mana Wynwood)
   ART SAN DIEGO 2019(アメリカ / San Diego Convention Center)

ステートメント・PR


■ステートメント

「虚構と現実」をキーワードに
その境界にある此処ではない何処か/異界を制作してきました。

「虚構と現実」という言葉には、
身体と霊性、意識と無意識、現世と常世など、
人の知覚する世界を、もう一つの見えない世界が覆っているような、
二重構造になった世界の在り様を含んでいます。

この二重世界を繋ぐ媒介の一つとして制作行為があると考え、
制作の中で私という現象を通して顕れたモノ(作品)を、
時には分からないと思いながら、翻弄されつつも捉える実践を試みています。


■作品について

二重世界を繋ぐ媒介としての制作、
キャンバスを窓のようなものとして捉えた時に、あちら側とこちら側を繋ぐ依代のようなものとして
機能していると感じました。
そのような中でキャンバス上に顕れた顔を、私は異界から来訪したマレビトのように捉えています。


実行委員コメント

ものすごいインパクトのある作品ですね。サイトも拝見しましたが、2022年の「窓」のシリーズには、異界とつながる禍々しさがあって引き込まれてしまいます。窓の中に除く目がものすごく強くて、絵を見たあともずっとその視線が気になってしまいます。なんとも言い難い不安や揺らぎみたいなものを感じさせる独特の世界観にやられました。

井浦歳和 審査員コメント

明確な境界を持たない虚構と現実の間に存在する「此処ではない何処か」を、冨山さんの独自の色彩と線使いで捉えていらと思います。隠された世界の片鱗が垣間見える瞬間が、一つ一つ作品画像から生きづいているように見えました。

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