Gento

  • 絵画

作品

CV

2022
1月 グループ展 south peel
5月 グループ展 gallery SIO
8月 グループ展 gallery SIO
10月 グループ展 NEFNE
11月 BILLIKEN CREATORS OSAKA
   田村駒ビル2F SHOWROOM
   OMO7賞 受賞
   OMO7大阪 by 星野リゾート
   デザインフェスタ 東京ビッグサイト
12月 吉田杯 芝田町画廊

2023
2月 グループ展 銀座ミレージャギャラリー
4月 GEISAI 東京ビッグサイト
   エースホテル賞 受賞
5月 DADAマルシェ 
7月 奈良支部展 やまと郡山城ホール

2024
5月 個展予定 エースホテル

ステートメント・PR

 私は色鉛筆で「偏見」をテーマにして制作しています。偏見について描く理由は、私の作品を通して偏見がなくなる、または偏見をしていることに気づくきっかけを作るためです。人間が持っている偏見や先入観、固定観念のほとんどは外れます。​人間や物事は見えている部分が全て本質というわけではないので見た目だけではわからないことばかりです。また反対に、偏見を利用した皮肉的な内容も面白くて好きなので制作しています。
 描き方として色鉛筆・立体感・陰影の向きにこだわっています。
 色鉛筆で描く理由は、失敗を受け入れたまま改善をする必要があるためです。間違えは許されないと思っていましたが濃く塗ったでも意外と描き直しが可能です。しかし、その間違いは綺麗に消すことはできません。これは人生で失敗してもその失敗が消えることはないが、やり直して新しい道を歩むことは可能であることと似ていたので色鉛筆を使い続けています。
 立体感を出す理由は、立体感を出すためには陰影の一貫性が必要なことが、自分が大事ににしている行動の一貫性と結びついたためです。立体感を出すには、光に近い面は明度が高くて反対側や光から遠い面は明度が低くなるなど、絵全体で見た時に一貫性が伴っていないと違和感を抱きます。反対に一貫性が保たれいるとそれほど上手くなくてもリアルに見えます。陰影の一貫性を保つことが自分の行動で大事にしている、発言と行動の一貫性と結びつくのでこだわっています。
 光が右上から差し込んでいる理由は、画面を時間軸で表した時に右側が未来になり、特に右上は目標などを表し、左は過去を表すことから、過去が思い出したくないようなネガティブな記憶だったとしても、自分次第で明るい未来が築けることを示しています。

実行委員コメント

最初のゲームコントローラーからたくさんの線が伸びていてハートにつながっている作品がインパクトあって素晴らしいですね。色鉛筆で描かれているのも密度も感じるし、立体感もいいなと思いました。2枚目はそれのクローズアップですね。作品が気になったのでインスタグラムを拝見しましたが、このテイストの立体感のある作品がなくて、あとはキャラクターぽい可愛いイラストばかりだったので、ちょっと期待が外れてしまいました。このスタイルで作品増やしてほしいなあと思いました。

庄野裕晃 審査員コメント

色鉛筆でこんな質感を出せるアーティストは他に見たことがありません。偏見をテーマにして描いているとのことですが「偏愛」も感じますし、そこが愛される絵になっている理由だとも思います。

Translate »