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作品
CV
2000年島根県にて出生
2023年岡山県立大学卒業
現在は東京を拠点に写真家になるために模索中
高校2年生の時に母のチェキや、祖父のフィルムカメラで学校の友達、家族の写真を撮り始める。
大学では写真のサークルに入り写真を撮る日々を送った。2023年4月に上京しアルバイトをしながら写真を撮る。
ステートメント・PR
これらの作品は「Nostalgia」をテーマにフィルムカメラで撮ったものです。
写真は目の前にあるものしか写せないし、クリエイティブとは言え、私たちに無い感情のモノは生み出せません。
いかに人々、自分自身の感情と向き合い、表現できるか、常に考えています。
その中で私は記憶、故郷に対する愛着、思いを馳せるNostalgia という感情は過去、夢の中、前世、もしかしたら他人の記憶なのかもしれないと考えています。記憶、思い出は過去へ入る唯一の入り口で、この世の中で人々が忘れそうになっている素晴らしいことを思い出させるものだと信じています。行ったことないはずの場所や、出会ったことのないはずの人でもふとNostalgia を感じる瞬間があると思います。これが私以外の誰かの記憶であるとき、そこに魂が光や風、気配となって目の前に現れています。その人はどのように感じてその時を生きているんだろうなどと、答えのないことを考えます。わたしNostalgia を感じる瞬間を探していますし、私の写真を見て同じようにNostalgia を感じてくれるような写真を模索しています。
曖昧で、でも白昼夢を見てしまうほど、そこに行ってしまいたくなるほどの記憶の瞬間を写真で捕まえ、表現していきたいです。
実行委員コメント
フィルムカメラで撮ったどこか昭和感漂う雰囲気や白ボケた写真にエモさも感じつつ、ただそれは昨今の流行でもあるので、Fujiiさんらしさ、というオリジナリティを見つけたかったのですが、SNSは投稿無し、サイトはリンクデッドでしたので、この3枚のみで判断が難しかったです。アプリで手軽にそれっぽい加工もボタンひとつで作れたり、高性能なカメラも誰しもが持つスマホに搭載されている昨今で、写真表現をされる方々は「個性」や「自分の表現」を追求することがなかなか難しくなってきているのではないかと思います。だからこそ「自分だけ」の表現を追い求めていただきたいです。