作品
CV
20代で音楽をやりながら、グラフィックデザインを学び、フリーランスとして活動する。
30代で一般企業に就職するも、コロナ禍を経て、アートへの想いを捨てることが出来ず、
今年2023年より、アート業界への挑戦を決意する。
ステートメント・PR
日本的な平面のアプローチでポートレイトを描いています。
題材としましては、人や社会の2面性、2元論をテーマにしています。
視界の中心となる目を描かず、幾何学的なドット配列の広がりが削っていく輪郭や陰影とのコントラストを際立たせ、足し算と引き算を用いながら、生産と消費、マジョリティとマイノリティ、意識と無意識などを対比させています。
作為と反復の中で、ポートレイトのもつ、その人物の深みや背景などを徹底排除し、スタイル・作風としてのポップカルチャーの複製し得る表層のイメージだけを切り取りました。
モノクロベースの無機質な平面構成は、記号化されたアーバンな機能美や、デジタル社会の堅牢性、画一性を表しています。
作品には、破壊と創造を繰り返す美への追求、と同時に、普遍的なものへの憧れを込めています。
実行委員コメント
モノクロでシンプルな画角の中に描かれるマリリン・モンローや、ジョンレノンのようなポップアイコン。ヘアスタイルにドットを用い、シンプルで強い表現になっています。ステイトメントにあるようにアーバンでかっこいいアートですね。こういったスタイルはウォーホルを例に出すまでもなくたくさんのアーティストやイラストレーターがモチーフにしているだけに、izさんのオリジナリティを出していくにはなかなかハードルが高そう。アーティスト活動もはじまったばかり。自分だけの表現を目指して頑張ってください。