リリィ・クマチャン

  • 絵画

作品

CV

1995年生まれ、熊本県出身。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)
情報デザイン学科 イラストレーションコース 卒業。

〈展示・受賞歴〉
2017年
・個展「Lilyの計画」Alternative Space yuge(京都)

2018年
・「Here is ZINE Tokyo 16」 一般公募 入選
・「2017年度 京都造形芸術大学卒業制作展」 奨励賞受賞
・グループ展「DIVE 2018 京都造形芸術大学卒業生優秀作品展」(京都)
・公募展「雲吞書房」Alternative Space yuge(京都)
・公募展「COLLECTIVE 2018」PARC GALLERY(東京)
・公募展「えがく、だるま展」ondo tosabori osaka(大阪)
・「Taipei Art Book Fair and Bang Bang Bang」 crevasseより出展(台北)
・「art book China」 crevasseより出展(上海)
・「VOLUMES Edition 2018」 crevasseより出展(スイス)
・個展「Since then Lily 彼女はまだ、旅の途中」レトロ印刷JAM(大阪)

2019年
・「UN FOLD 2019 Shanghai Art Book Fair」 crevasseより出展(上海)
・「NY ART BOOK FAIR」 crevasseより出展(ニューヨーク)
・「Taipei Art Book Fair 2019」 crevasseより出展(台北)
・「天王洲ハーバーマーケット vol.18」Arte de acoより出展(東京)

2020年
・グループ展「Art de eco 絵のある生活」渋谷スクランブルスクエア(東京)
・グループ展「YY-U25」ygion (京都)
・グループ展「ヒョーヒョーテンポ」Alternative Space yuge (京都)
・「Hong Kong Art Book Fair」 crevasseより出展(香港)

2021年
・「NERD ART BOOK SHOP 2021」NERD GALLERY(沖縄)
・「KG+ PHOTOBOOK FAIR 2021」 crevasseより出展(京都)
・「TOKYO ART BOOK FAIR」 crevasseより出展(京都)
・「BOOKED: HONG KONG ART BOOK FAIR」 crevasseより出展(香港)

2022年
・グループ展「BOW WOW!」マガザンキョウト(京都)
・「アシタノZINEマーケット」アシタノシカク(大阪)
・「港まちアートブックフェア 2022」 crevasseより出展(名古屋)
・「Tiny Zine × TINY GRAD SHOW IN HANSHIN」阪神梅田本店(大阪)
・「NERD ART BOOK SHOP 2022」NERD GALLERY(沖縄)
・「NY ART BOOK FAIR」 crevasseより出展(ニューヨーク)

2022年
・個展「1日1組のための展覧会」京の温所 屋町/ベーカリー&カフェ 本日の(京都)
・個展「Lund」富国生命ビルREIWART Smart Lounge(東京)

2023年
・個展「Lund もうひとつの、小さな森。」studio coote gallery(大阪)
・「アシタノZINEマーケット Vol.2」アシタノシカク(大阪)

ステートメント・PR

古来から連綿と繋がる普遍的な人の営みや生き物たちの様子、その一片一片を丁寧に紡ぐように一枚の画面に描いていく。
古代の壺や器、人々の暮らしの中の道具、植物や水などの自然物からインスピレーションを受ける。
穏やかさの中にも、何処かシュール感漂う表現が特徴。個展やグループ展、企画展に参加するなど関西を中心に活動を行なっている。

作品を作る時のプロセスは、大きく2つあります。
個展の場合、まず個展会場となるその土地を知ることから始めます。
なるべく実際に足を運び、行き交う人々の様子や生き物たち、植物などの自然物に目を向けてじっくり観察します。
そして、目に入った様々な情報を文章や絵に書き留めていき、個展のテーマを決めて作品作りをはじめます。
グループ展の場合は、今の自分の中にある興味を探っていき、外を歩いて自然に触れながら、手を動かしてテーマを見つけます。
展示テーマが決まっている時も、外に出てテーマに沿ったモチーフを観察することから始めます。

どちらにも共通していることは、なるべく「外に出る」ことと、「自然に触れる」ことです。
私の作品の多くは自然物からインスピレーションを受けており、そこに普遍的な人の営みや生き物たちの様子が合わさり、一つの画面にその一片一片が丁寧に描かれていきます。
穏やかで暖かい空気を纏った作品に少しだけユーモアさやシュールさを加えることで作品全体のバランスを整えています。
また、プリミティブに描かれた線と写実的に描き込まれた部分の大胆さと繊細さを両立させた表現も大切にしていることの一つです。

最近の作品では自然物を採取して画材として使用したり、自然物を使って絵を描いた時の身体の感覚、自然物との関係性などを考えながら製作しています。

展示ごとに新しいアイデアや実験を取り入れることも心がけており、荒削りでも、次に繋がる展示になるように「慣れ」が生まれないようこれからも手を動かし続けたいです。

実行委員コメント

スタイリッシュな線画の上にアイコニックなペイントをオンした作品のセンスがとてもいいですね。2017年から継続して各地のアートブックフェアに参加されているのですね。どんなアートブックを出されているのか興味が出て、インスタを見たのですが、全然本出てこないですね。笑。イラストのテイストもいろいろなので、ジャンル別に整理されたアーティストページを作られてはいかがですか?本の情報も載せてくださいね。笑。オンラインで買えたりできたらいいな。

Translate »