宮内 紗也果

  • グラフィックデザイン
  • 絵画

作品

CV

1996年 出生。千葉県出身。
2019年 WeWork Japan GK Art & Graphics 在籍
2019年 WeWork 渋谷スクランブルスクエア 作品提供
2020年 WeWork KANDA SQUARE 作品提供
2020年 WeWork Tokyo KABUTO ONE 作品提供
2021年 WeWork HIBIYA FORT TOWER 作品提供
2021年 WeWork Sendai JR Sendai East Gate Building 作品提供
2021年 個展「Landscape」パレットギャラリー麻布十番
2022年 武蔵野美術大学卒業制作展 勝井光雄賞 受賞
2022年 武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 卒業
2022年 個展/アートイベント「Planetary Landscape」 WeWork原宿 The Iceberg 1F
2022年 経堂​ブラジリアン柔術道場 CARPE DIEM SETAGAYA 壁画制作
2022年 Accenture Song ヴィジュアルデザイナーとして在籍
2022年 WHAT CAFE 天王洲アイル 合同展示参加
2022年 株式会社家's『Re-Bear Project』参加
2022年 京都割烹料亭 釜座長島 ストアカードデザイン
2022年 Creema YAMABIKO Fes 物販参加
2023年 株式会社AMF オフィス 作品提供
2023年 神田路上イベント”なんだかんだ” ライブペイント"なんだかんだランドスケープ"
2023年 展示「Landscape & pods」 norm hair space
2023年 WHAT CAFE 天王洲アイル 合同展示参加

ステートメント・PR

「自然」から派生する"landscape"や"suffah"、蓄積を題材としたジオメトリックグラフィック"tumori"が代表的なテーマ、モチーフです。

何も考えず、何も見ずに、漠然とスケッチした風景と図形の間のようなものがもととなり、Landscapeシリーズは生まれました。なんとなく頭に浮かぶ曲線のラインをつなげて描いた風景のラインを面にして色をつける。 見ていると穏やかな気持ちになったり、懐かしさや、癒しをくれたりするような雄大な自然が持つ力からインスピレーションを得て、広い意味を持つ自然と日常を繋げる"かたち"を模索しながら表現しています。

また、suffahシリーズは、日常におけるアートという存在をもっと生活や人に近づけたいという思いから制作し始めたものです。必要不可欠ではないけど、用途があって、持っていたい。まるでソファみたいな軸にあるようなという意味を込めてsuffahと名付けました。植える植物にまつわることもの場所からインスピレーションを得て制作したグラフィックを鉢植えにまとわせ、植えるものと一体となり、植えるものの意味を含む鉢植えをアートとして発信しています。

ジオメトリックグラフィックを用いた"tumori"シリーズは、デジタルとアナログが混在する現代で、デジタルをどう捉えアナログと共存するのかという課題をもとに、複数の様々な幾何学図形が重なり合い、データのように蓄積し合いながらかたまり、別の形になっていく様を手で描くというアナログな手法で表現した作品です。

実行委員コメント

メタセコイア23にご参加、ありがとうございました。シンプルな図形と色で構成されたLandscapeシリーズは、サイズが大きいほどそのコンプとが明確になり、鑑賞者を清々しい気分にさせてくれました。池田誠、庄野晃裕審査員賞。原画作品はもちろん、壁画や広告など、これから宮内さんの作品がいろんな現場で見ることになりそうですね。

池田誠 審査員コメント

今回の応募作家さんの中でダントツに好みです!配色や抜け感など抜群にオシャレで、すぐに人気が出る可能性が高いと思います。クライアントからのオファーと求められているものをよくわかっているバランスが魅力の作家さんだと思います。
壮大な山々や自然、はたまた地層のような、テキスタイルのような⁈ 絶妙なサイズ感や配色がすごくバランスが良く、好みの作風です。展示や、ミューラルやアパレル、内装などのクライアントワークを一緒に取り組みたいです。

庄野裕晃 審査員コメント

表現者としての強いエネルギーを持ちながら、そのエネルギーを制御し、見る人に寄り添い魅了していくというデザイナーとしての才も持ち合わせていて、高い可能性を感じます。洗練された色彩と、気持ちのいいフォルムに心動かされました。メタセコイアの会場でお話しさせていただく中で、チャンスを掴む力と未知なものへの強い好奇心を感じ、アジアでの取り組みをぜひご一緒したいと思いました。ubiesのアジアンパートナーと新たに立ち上げる越境プロジェクト「RICE UNION PASPORT」で、各国でのグループ展やイベントに参加いただきたいと思っています。

谷口純弘 審査員コメント

シンプルでカラフル、グラフィカル。ジオメトリックグラフィックというネーミングがまず洗練されています。色や形だけで宮内さんの作品であると認識できる個性があります。デジタル、アナログ、プロダクツ、広告から壁画まで、メディアやサイズも超えてさまざまな可能性を感じます。

石山健三 審査員コメント

観ていると穏やかな気持ちになれて心惹かれました。 奥行きと色使いが個人的にとても好みで、 またその美しいデザインは立体物やインテリアへ落とし込んだ時、 その彩りが気持ちの良い明るい空間を作ってくれると思いました。

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