作品
CV
1984年 出生。奈良県出身。
2007年 甲子園大学 栄養学部卒業
2016年-2019年 マサモードアカデミーオブアート
2022年 個展「花とエン」GULIGULI 大阪
2023年 兵庫県丹波篠山へ移住
ステートメント・PR
私の作品は「暮らし」と「風景」をテーマの主軸に、デジタルでの制作と日本画材を使用したアナログでの制作を行っています。その時の空気感であったり、質感を表現することが多くあります。
私は日々の生活を大切にしています。朝起きて、カーテンを開けて、コーヒーを入れる。少しずつ目が覚めていくあの朝の空気感が好きです。毎日が楽しいわけではなく、悲しいこともやりきれない感情も生まれます。そんな日々の暮らしの中にスッと溶け込んで、日々の暮らしを少しでも豊かにするお手伝いができたらと絵を描いています。
活動としては雑貨の制作、個展、クライアントワークとバランスをとりながら行なっています。2024年の秋ごろに東京での個展を開催予定です。
久岡崇裕 審査員コメント
静けさのなかに、悲しさもやさしさもとけ込んでいるような絵の空気感に惹かれました。 特に、雨の田んぼ道を傘をさした三人が歩いている絵。いつまでも見ていたくなるような奥ゆきを感じます。
実行委員コメント
心がホッとする自然の風景。ちぎり絵のような版画のようなテクスチャで描かれている風景はどれも豊かで、生きること、暮らすことの楽しみに満ちています。サイトも拝見しましたが、プロのお仕事をしっかりとされているイラストレーターさんということがよくわかりました。丹波篠山にお住まいというのも、暮らしとお仕事が近い感じがして羨ましいです。「毎朝パンを焼くことと植物を育てることが楽しみ」というのもとてもいいなあと思いました。