作品
CV
1987年 熊本生まれ
2009年-2010年 イギリス チチェスターカレッジ留学
2011年 福岡教育大学生涯スポーツ芸術課程美術領域卒業
＜主な個展・グループ展＞
2014年 Nao Sano Exhibition 「point rhythm」／シゲキバ（福岡）
2017年 Nao Sano Exhibition「Landscapes」／ギャラリーBiN（福岡）
2018年 佐野直・福嶋さくら二人展／ギャラリー尾形（福岡）
2019年 VOCA展2019 現代美術の展望-新しい平面の作家たち／上野の森美術館（東京）
2019年 PARALLEL 小川万莉子×佐野直 二人展／なかお画廊（熊本）
2020年 Kyushu New Art 2020／博多阪急（福岡）
2021年 精神の風景 ・○▲□／HRDファインアート（京都）
2021年 香梅アートアワード奨励賞選抜二人展 リフレクション／つなぎ美術館（熊本）
2021年 Kyushu New Art 2021／博多阪急（福岡）
2022年 Kyushu New Art 2022／博多阪急（福岡）
2023年 UKIHA DENKEN ART MONTH／鏡田屋敷・みなも（福岡）
2023年 Nao Sano Solo Exhibition／なかお画廊（熊本）
＜アートフェア＞
2017年 ART FAIR ASIA FUKUOKA2017／ホテルオークラ福岡（福岡）
2021年 ART FAIR ASIA FUKUOKA2021／博多阪急（福岡）
2022年 ART FAIR ASIA FUKUOKA2022／ホテルオークラ福岡（福岡）
＜主な受賞＞
2010年 TURNER AWARD 2010 ／未来賞
2017年 第9回香梅アートアワード／奨励賞
2021年 Fukuoka Wall Art Project／優秀賞
＜レジデンス＞
2018年 Vermont Studio Center（Displaced Artists Fund）／アメリカ
＜パブリックコレクション＞
2021年 九州フィナンシャルグループ
ステートメント・PR
水面の揺らぎを眺めていると、その動きに揺られて吸い込まれていくような不思議な感覚になります。
それと同じ感覚を実際に訪れた風景の中から切り取って描くことを試みています。
私のフィルターを通した風景を、見る人の中で分解・再構築することで自由に見え方が変化していく作品が作りたいと思っています。
小さい頃から点描で描き続けており、イギリス留学中ノルウェーのソグネフィヨルドを見たこと・ムンクの版画を見たことをきっかけに現在の作風になりました。
服部滋樹 審査員コメント
coming soon
笹貫淳子 審査員コメント
点描画で再構築される風景画に惹かれました。線とは違い点の集積に半立体とも見える凹凸感、筆圧（点圧）、色のグラデーションを是非とも原画で観たい。
矢野裕子 審査員コメント
点描で風、光、空気感を丁寧にを表現する様を見ると、実際は見ていない景色なのに温度が伝わり、自身の記憶までよみがえってくるような不思議な気持ちになります。
寺田順三 審査員コメント
点描素敵です。遠くから観ていると静かな風景画ですが、近寄って点を追っていくと何か別の 感情が入ってきます。今、僕たちが対面する景色もその形になるまでに、長い時間がかかったんやなぁと思いました。点が重なって絵が出来ていくように。
実行委員コメント
佐野さんメタセコイア23展示にご参加、ありがとうございました。細かな点描で描かれる風景は、印刷の網点のように緻密に画面を構成し、水面の揺らぎや、朝、昼、夕方の海の風景をこれほど見事に描き分けることができるのかと感動しました。佐野さんの作品をもっとたくさん原画で見てみたいと思いました。