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作品
CV
富山県に生まれる
武蔵野美術大学短期大学部卒業
書道を学ぶ
2016 Yogetsu / 遥月 として創作活動をはじめる
2017 書壇にかかわるすべての会を辞める
2018 Satoru Kaida / 開田智 として活動をはじめる
作品展示
2016(Yogetsu)
OASIS21(大阪・大阪市教育委員会教育長賞受賞)
日本・フランス現代美術世界展(東京・国立新美術館)
Salon’autome(パリ)
ARTEX-PARIS(パリ 奨励賞)
GALLY ART POINT(東京・銀座)
2017(Yogetsu)
GALLY ART POINT(東京・銀座)
TAGBOAT ART FES Independent(東京・浅草橋)
2018
ART SHODO NOW ―書道の新たな展開ー(富山・Gallery NOw)
TEN・ten2018inアーツ千代田ー書の実験室ー
ART SHODO TOKYO AUTUMN(三鷹市芸術文化センター)
小野澤弘一・開田智 二人展 vol.1(南青山・morugenrot)
OSAKA SHODO SHOW(大阪)
あしかがアートリンク(栃木・足利市)+YOGETSU
ART SHODO TOKYO spring (三鷹市芸術文化センター)
2019
小野澤弘一・開田智 二人展 vol.2(南青山・morugenrot)
ART SHODO NEXT17 (三鷹市芸術文化センター)
Exposition MONSTER Paris (Gallery Grand E’terna)
MONSTER Exhibition (渋谷ヒカリエ)
ART SHODO FESTA (三鷹市芸術文化センター)
2020
絵になる仙台四郎展(仙台・晩翠画廊)
2021
開田智+京田充弘+石橋友也 【イム】SICF22(南青山・スパイラルホール)
小野澤弘一・開田智二人展 vol.3(南青山・morugenrot)
市川知也個展への友情出展(南青山・morugenrot)
2022
【記憶】時の彼方へ モールスコードで語る 書/開田智・陶/中村公之(名古屋・マルキーズ)
小野澤弘一・開田智二人展 vol.4-胎-(南青山・morugenrot)
2023
市川知也(硝子)開田智(書)二人展(富山大和アートサロン)
ステートメント・PR
私の父はもともとは印章を作っていましたが、のちに段ボール印刷に使用する版のデザインと製造が生業の中心となります。
その文字は、いわゆるお習字で美しいとされる文字ではなく、段ボールに梱包される中身について想像ができるものです。
それは、フォーマット化されたものではありませんでした。
現在のPCやスマホによる文字入力では、その筆跡をたどることができません。
その点は、優しく打たれた・なのでしょうか?それとも激しくたたく点なのでしょうか?
文字は本来、残す、伝えるという原始的な欲求からその存在が重要だったと思われます。
はじまりは、目に見えぬ恐怖(神)との対話によるものから発達したものでした。
例えば、洞窟壁画に見る四つ足歩行の動物も、神へのいけにえとしてその形を文字(表意文字)に残しています。
暗い洞窟の造形からもなる文字は、原始的な欲求、伝え残すというものでしたが、筆や紙を持つことのない彼らは、岩に彫り、甲羅に彫り、石を積み上げました。
私が創作として書く事は、回帰されることのない自分の感情や行動に焦点を置き、時には古代文字や記号化した言葉を用いて、自分の潜在意識に問いかける作業です。
実行委員コメント
初見では、Satoru Kaidaの作品が日本画なのか、書なのか、判断がつきませんでした。お父さんのお仕事にまつわるステートメントでもわからず、サイトを拝見しました。書壇を離れ創作活動を開始とありますが、墨を使って人間の書の原点である古代文字や記号を書くことで作品を製作されておられる、という解釈でいいのでしょうか。モールス信号という発想は思いつかないですね。それぞれの書(と、いっていいのでしょうか)の迫力、説得力がすごいなと、思いました。