作品
CV
学生時代はタガメ等の昆虫を材料としたタンパク質の研究室に在籍。
一方でアーティフィシャルフラワーのアレンジメントや空間デザインの仕事にも携わる。
2011年より’装花草庵’として石塑粘土やアーティフィシャルフラワーを素材とした作品製作を始める。
2017年より手染めの木綿や飾り糸などもデザインに取り入れ、無機質な素材の中に静謐な世界の美しさとそこに灯る温度の柔らかさや生命の強さを感じられる作品作りに取り組んでいる。
Flower Art Showcase Award 2014 優秀作品賞〈東京ミッドタウン賞〉受賞
ステートメント・PR
7つのかたちたち。ひとつひとつも、小さなかたちたちからなる。
目をはなし再び見れば、さっきと違う姿をしている気のするかたちたち。
粘菌のようなコロボックスのようなひとりなんだかみんななんだかわからない。
静視しているようでも蠢いているようでもある。ひと知れない美しいもの。
■サイズ_高さ4-15cm, 幅4.5-7cm
■素材_石塑粘土,液状粘土,アクリル絵の具,ポリエチレンフォーム
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生き物のような無機物のような、細胞のような宇宙のような、混沌のような規律のような、世界にひそむ二極性を表現したい。
自然に囲まれたわたしの子ども時代は、美しさと恐怖が同時に存在していたように思う。
青々とした植物で満ちた山はきれいで、同時に暗く静かな怖さもあった。
光に照らされた土の暖かく柔らかい表情は、雲が太陽を隠した一瞬で冷たく重い物質に化す。
そんな色や質感を形にしたいと思っています。
実行委員コメント
掲出されている作品は陶器なのでしょうか。小さなお花が集積したオブジェのようにも見えます。インスタグラムを見ましたが、造花によるアレンジメントオブジェの製作をされているようで(合ってます?)掲出作品の情報がありませんでした。なので装花草庵さんがこの作品で自分をどうアピールしたいのかがわからずコメントできなくてごめんなさい。