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作品
CV
グループ展
2023年 Evolve Conceptual Art Exhibition 東京都美術館(東京)
-------- Meet the 1st NFT COLLECTIVE 瀬戸内リトリート青凪(愛媛)
2022年 波の上フェスティバル 波の上うみそら公園(沖縄)
-------- Crypto Art Week Asia 2022 DMM麻布サテライト(東京)
-------- 49:51 あかがねミュージアム(愛媛)
アートプロジェクト
2023年 AONAGI 1st 瀬戸内リトリート青凪(愛媛)
-------- JOSHUA COLLECTION ヨシュア工房(愛媛)
2022年 BANANA X 瀬戸内リトリート青凪(愛媛)
-------- Skateboard PROJECT 一般社団法人日本アーバンスポーツ支援協議会(沖縄)
-------- BANANA OKINAWA GALLERY HENZA(沖縄)
-------- BANANA KYOTO 京都四条半(京都)
-------- BANA NARUTO NFT鳴門美術館(徳島)
-------- BANANA AOMORI 弘前れんが倉庫美術館(青森)
-------- BANANA AKAGANE あかがねミュージアム(愛媛)
アートフェア
2022年 KAZE PROJECT うるまシマダカラ芸術祭(沖縄)
コミッション
2023年 OFFICE Mural(東京)
2021年 EKINONEKI Mural, Visual Identity(愛媛)
受賞歴
2023年 QUICK Data Design Challenge 2023 ファイナリスト
2021年 SHIBUYA PIXEL ART 2021 ‘優秀賞’
2020年 SHIBUYA PIXEL ART 2020 'Limited Pixel Art 賞’
Final Updated Date Jun 2, 2023
ステートメント・PR
「否定」をテーマにした作品です。実は、本作の下には、下書きをし、構図や配色を緻密に設計し、設計通りに描き進めていた作品があったのですが、完成したあと、ふと、予定調和であること、自分の想定を超えなかったこと、自分の実力のなさなど、そもそも自分がよいと思えなかったことに素直に向き合い、その絵を壊したくなりました。まったく、自分でも信じられないのですが、スプレーで ×(バツ)を描きまくり、キャンバスをたくさんの × で埋め尽くしたら、とても、すがすがしい気持ちになりました。とはいえ、その状態だと、絵としてはどうなのかと思い、最後に、ALL × と上書きしました(その後、調子に乗って、小さなキャンバスでも同様の手法で作ってみました…)。
× は、否定や拒絶するニュアンスが強く、ネガティブな印象がありますが、複数のレイヤーが重なり合うと、小さな鳥や花のようにも見えてきて、愛着が湧いてきます。二元論的な見方をすれば、否定の否定は肯定ですし、そして、否定がたくさんあった場合、もはや何がなんだかわかりません。否定や肯定は、実際には相対評価でしかなく、違う場所、違う時代背景など、前提が変われば、まったく別の評価になることも少なくありません。それがわかっていながら、似たような場所に執着してしまう自分もいたりもしますが、この作品を通じて「見方を変えれば、プラスに転じる!」という楽観的な心持ちが少しでも伝わればうれしいです。
実行委員コメント
ステートメントを読むと、どこか衝動で一度作った作品を否定するためにバツを書き殴った様な印象を受けるのですが、書き殴ったバツというより、かなり整頓されたバツが書かれている様に感じます。青の濃淡、真っ直ぐな線、やはり本人の中で「きちんとした絵画」を完成させようという意識があるのか?結構きれいに収まっているので、コンセプトとの乖離が気になりました。