作品
CV
2002年～2019年までアパレルメーカーや商社、企画会社に勤務していました
靴下デザイナーと子供服デザイナーとして、オリジナルブランドやPB商品の企画デザインを担当していました
2020年 フリーランスで主に子供服の柄データを受注作成しております
2021年 ステイホーム中、土日に仕事とは別にイラストを描きはじめ、InstagramにUPし始めました
2022年 たくさんの方々にアドバイスを頂いて、いまのイラストスタイルで描き初めました
友人の勧めもあってメタセコイア・キョウマチボリ・アート・フェア2022にエントリー
寺田先生企画「イラストポスター展」に参加させていただきました！
ステートメント・PR
私が描くイラストは、寝室やリビングに飾るような生活を豊かにしたり、安らぎが得られるようなイラストではありません。
日常生活で不意に立ち上がるちょっとした違和感、薄気味悪さ、不穏な空気、危うさの中で正常に生きようとしている人達を題材にしています。
物語の途中、或いは始まりのきっかけをユーモラスを加えて、描けたら良いなと思っています。
具体的には映画や小説、指南書の本の装丁、挿絵を意識して、人物の職業や性格、間柄といった仮設定を作成して完成させています。
アマゾンの台頭により書店が少なくなって、キンドルなどの電子書籍により紙の本が少なくなって…学生の頃アルバイトしていた書店も、もうありませんし、映画のチラシを貰いに行ったミニシアターもありません。
紙の本の匂いや、手触り、装丁のイラストと書体のバランスに心躍らせていた憧れに少しでも近づけるように、これからも描いて行きたいと思っています。
【「あいてる席にどうぞ」シリーズ】から3点エントリーしています
フード理論から着想を得ていますが、フードは出てきません
一応フード理論の三原則を記しておきます(※作品タイトルではありません）
・善人はフードを美味しそうに食べる
・正体不明者はフードを食べない
・悪人はフードを粗末に扱う
作品タイトル
【よかん】
【ふたり】
【OMG】
高見澤清隆・山川佳乃 審査員コメント
抑制され整理された線で描かれたウィットに富んだ独自世界が魅力的。日常のひとの少し変な関係の一コマが、絶妙にバランスをずらした洒脱な線で構成されていて、作者はどのような視点を持って日々を過ごしているのだろうかと気になって仕方がなくなった。
徳光健治 審査員コメント
さらっと描いたイラストに絶妙なセンスが光る。
実行委員コメント
メタセコイア23展示にご参加、ありがとうございました。ムー子さんのイラストレーションは、シンプルな線で日常を描きながら必ずどこかにユーモアやウィットが忍ばせてあって、見る人を楽しませてくれるサービス精神がいいですね。まるで気の利いたコメディドラマを観ているようです。会場では最後の晩餐よろしく横長の大作を意欲的に展示していただき、会場をぱっと明るくしてくれました。たくさんの方々と交流できましたか？