作品
CV
1990 福岡県に生まれる
2013 九州産業大学 芸術学部 写真映像学科 卒業
2018~会社員をしながら作品制作・展示を行う
2023 本格的に活動開始
■ 個展
2022 「YUUM Solo Exhibition - YUUM RECORDS -」 六本松蔦屋書店 / 福岡
■ グループ展
2023 「YOU WANT SOME SPECIAL with TAGSTA」 TAGSTA / 福岡
2019 「UNKNOWN ASIA 2019 ART EXCHANGE OSAKA」 グランフロント大阪 / 大阪
2018 「UNKNOWN ASIA 2018 ART EXCHANGE OSAKA」 グランフロント大阪 / 大阪
■ 実績
2023 「PLAZA Wall Art Project」 プラザ天神横壁面制作
2023 「統一地方選挙 福岡市期日前投票所 壁面アート制作」 福岡市役所
2021 「イオン九州50周年コラボTシャツ企画」 Tシャツデザイン制作
2019 「Avispa F.C. 」 『アビスパ福岡』公認グッズ制作
2018 「FM802/FMCOCOLO digmeout ART CALENDAR 2019」 12月ページイラスト担当
ステートメント・PR
私は日々の生活の中で生まれる疑問や感情からインスピレーションを得てイラストを制作しています。
自己投影や癒しの存在にもなりうる“キャラクター”を用いて表現することで、見る人をエンパワメントする作品を目指しています。
カラフル&ポップなビジュアルの中に、皮肉や暗さが垣間見える作風が持ち味です。
大学を卒業後、会社員を続けながら作品制作を行い、2023年より本格的に活動をスタートしました。
現在は企業へのイラスト提供のほか、『The FACE Series』『YUUM RECORDS』という2つのシリーズ作品の制作に注力しています。
■『The FACE Series』 ※画像1、2枚目
「すべての人種が美を持っている」をテーマにしたシリーズ作品です。
同じ女性の顔をベースに様々な肌・髪・目の色、服装、文化的エッセンスを加えることで、多様な美と人種差別反対を表現しています。
制作に至った経緯として、
・学生の頃に友達が発した「外国人は皆キレイだからいいよね」という言葉への疑問
・オーストラリアでの人種差別的経験
・東アジア人に対する目を細めるジェスチャーへの違和感
・百貨店や化粧品会社で勤務する中で知った、自分に似合う色をまといおしゃれをする重要性と楽しさ
などがあります。
今までは画像1枚目の作品のように正方形のキャンバスに描いていましたが、より洗練させたいと思い画像2枚目のようなシェイプドキャンバスの形で現在6点の作品を制作中です。
■『YUUM RECORDS』 ※画像3枚目
架空のレコードレーベルをテーマに、廃棄レコードを再利用して作品を制作しています。
ミュージシャンが曲に想いを込めるように、日常で感じた疑問や感情をレコードのデザインに落とし込み、学生時代に夢中になったレコードへの憧れと“ジャケ買い”のワクワク感を表現しようと試みています。
すべての作品を通して意識していることは、キャラクターの表情やポーズ、描いているもので伝えたいことを表現できているかどうかです。
私は争いや差別は想像力の不足から生まれ、アートにはその想像力を養ってくれる力があるのではないかと考えています。
作品を見て「これは何を表現しているんだろう?」と想像してもらうことは、私の制作活動において一番重要なことだと感じています。
矢野裕子 審査員コメント
コケティッシュでアバンギャルド、良い感じの毒を感じさせる独自の世界感があり、これからの表現が楽しみです。
実行委員コメント
メタセコイア23展示「Artist Cafe Fukuoka」メンバーでの参加、ありがとうございました。YUMMさんとも以前、博多のポートフォリオレビューでお会いしてからの付き合いになりますね。会場で最新作を見せてもらいましたが、描かれるキャラクターの個性がしっかりと整ってきていて迷いがない。きっと博多のアート仲間と切磋琢磨しながら自分のやりたいことを見つけてきた成果ではないかと思います。立体にカットされた作品が存在感あってとても良かったです。また博多で会いましょう!